2013年9月24日 星期二

LIFE IS WONDER - LOST IN TIME 誰そ彼 MV視聴 歌詞

LOST IN TIME(ロストインタイム) 「誰そ彼」 LIFE IS WONDER2013年10月9日発売のアルバム「LIFE IS WONDER」に収録

LIFE IS WONDER
LOST IN TIME | 形式: CD

CD (2013/10/9)
ディスク枚数: 1
レーベル: DAIZAWA RECORDS/UK.PROJECT
ASIN: B00EI4DMGS
EAN: 4514306011821 

アルバム『( ) trust over thirty』(2013.4.10リリース)から6ヶ月、創作意欲に溢れるLOST IN TIMEが早くもニューアルバムを完成。 今作では、LUNKHEADの小高芳太朗、ex.No Regret Lifeの小田和奏、THE YOUTHの中村マサトシという同世代の仲間と共作している楽曲も収録。 LUNKHEADの小高芳太朗、元No Regret Lifeの小田和奏、THE YOUTHの中村マサトシといった同世代のアーティストたちとの共作曲も収録した8thアルバム。

    
 
誰そ彼歌詞

曲目リスト
1. S.E.
2. 遠すぎた橋
3. 歩く速度とその矛盾
4. ジャーニー
5. 撥条
6. あこたとらのしはい
7. コップの砂
8. VTR
9. 週末のワゴン
10. 五月の桜
11. 誰そ彼

6カ月前にリリースされたアルバム『( ) trust over thirty』は、海北大輔が添えていた”あなたの思いが入って、初めてこの作品は完成します”という言葉が、本当にしっくり嵌った作品だった。この作品に限らず、今のLOST IN TIMEは、たくさんの人生と寄り添う季節を迎えているのだと思う。蒼過ぎるくらい蒼く世の中に現れた彼らは、衝動と行動に誘ってくれることも多かったが、その一方で崇高と言えるほどに遠くに見えたり、危険に思えるほどにギラギラした光を放ったりもした。様々な変遷を経た今、彼らは凄くフラットに世の中を捉え、歌えるバンドになったと思う。その成果が、ニューアルバム『LIFE IS WONDER』には集約されている。 ざっくりと言うと、深読みするとなお味わえたりする歌詞や、何より繊細なアンサンブルや美しいメロディをきっちり届けようとしている曲が詰まっていて、表現を濁らせないように、大切に仕上げたことが伝わってくる。 そういう意味では、一周して、初期の彼らの作品に近いのかもしれない。ただ、今の彼らは、現実と無謀に個で抗うことなく、現実と向き合いながら皆で前に進もうとしている。《はじめましてよりもなんだか さよならを言うことのほうが増えてきた 毎日の中で 今日は僕の何度目の月曜日?》(『ジャーニー』)、《世界は窮屈だ 世界はひとしく不公平だ》《ココロガコワレテシマイソウ》(『発条』)――30歳を越えた人間には、頷くしかない言葉ばかりだ。 また、彼らは初期から、幅広いジャンルのバンドマンに愛されてきたが、今作ではそれが形となって結実している。LUNKHEADの小高芳太郎と海北が歌詞を共作した『歩く速度とその矛盾』、元No Regret Lifeの小田和奏がバンドと曲を共作した『VTR』、THE YOUTHの中村マサトシと海北が歌詞を共作した『五月の桜』が収録されているのだ。自分の徹底した価値観を持っている海北が、仲間たちに歌詞や曲という制作の根幹部に関わってもらったところに、大きな変革を感じることができる。結果的に、一人の歌うたいとしての海北大輔の才能や、一つのバンドとしてのLOST IN TIMEの才能が際立ち、可能性を広げる、名コラボレーションになっていると思う。ただドアを開けるだけではなく、様々な方向にドアを開け放ったようなアルバム。驚くほど、日々にするりと入り込んでくる一枚になっているはず。LOST IN TIMEが時代と高らかにハーモニーを響かせていくのは、もしかして今からなんじゃないだろうか。彼らの歩みをずっと見てきた人間として、確信と希望を持って、そう感じている。 --高橋美穂(ライター)

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